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![]() | 8位 ■DVD ウルトラマンレオ Vol.12[DIGITAL ULTRA PROJECT]「恐怖の円盤生物シリーズ!」となった第4クールの「ウルトラマンレオ」だが、そこで描かれるドラマや、登場するキャラクターの本質までがこれまでと比べて変化したように見える。 第46話「戦うレオ兄弟!円盤生物の最後!」においてゲンが、MAC全滅に伴い消息不明となったモロボシ・ダン隊長のことを語るシーンがある。自分はその人を兄のように慕っていた。そんな人を殺した円盤生物が憎いから戦うのだ…といった内容を聞いて、驚いてしまった。ウルトラマンは常に、地球を守るため、地球に住む人たちのために戦ってきた。「ウルトラマンレオ」の初期エピソードでも、ゲンはダンに「第二の故郷である、この星を守りたい」と決意を語っていた。ところが「円盤生物」シリーズにおけるゲン=レオは、いわば復讐の鬼。そのモチベーションは、ひたすらダンや百子を殺した円盤生物への憎悪に帰結する。そんな復讐鬼たるゲンに変わって、生きる上で本当に大切なことを語るのは、美山家やその周辺の人々であるあたりの“視点と役割の変化”がおもしろい。「兄弟が力を合わせるのは、良いことに使わなくちゃ」「世の中で、嘘つきと弱い者いじめだけはしちゃいけないと、信じてきた」。こんなセリフを発する隣人たちの中で、レオの復讐も終末を迎える…。(斉藤守彦) 定価:¥ 3,990 価格:¥ 3,591 10% off 発売日:2006-11-22 |
![]() | 9位 ■DVD ウルトラマンレオ Vol.11[DIGITAL ULTRA PROJECT]いよいよ第4クールに突入した「ウルトラマンレオ」だが、作り手たちはここで大胆な試みを実施する。第4クール13話を「恐怖の円盤生物シリーズ!」と題し、特撮技術の中では特に難易度の高い、操演技術を使った怪獣を登場させようというのである。またそれに伴い、ゲンとダンが所属する宇宙パトロール隊MACが全滅、ゲンのスポーツセンターにおける同僚、恋人たちが死亡し、唯一トオル少年だけが生き残るという、思い切った軌道修正が行われた。 その幕開けである第40話「MAC全滅!円盤は生物だった!」では、前半でMAC全滅からゲンの仲間たちの死を手際よく見せ、後半ではゲンとトオルの新しい家族となる美山家の様子を、一転して明るく描いている。前半における、円盤生物シルバーブルーメ侵略のシチュエーションは凄まじい。破壊されたビルに残された人形を見つめるカメラ、そして死亡者の名前を貼りだして公表するという災害描写は、思わず目を背けたくなるほどのリアリティだ。 頼るべき師匠も、所属すべき組織さえも失ったゲンだが、ドラマの舞台が美山家に移ったことで、ともすれば失いがちな“一般人の目線”で物語が語られるようになったのは収穫と言えよう。特撮班もレオとシルバーブルーメを雨の中で闘わせるという、気合いの入り方だ。(斉藤守彦) 定価:¥ 3,990 価格:¥ 3,416 14% off 発売日:2006-11-22 |
![]() | 10位 ■DVD ウルトラマンレオ Vol.13[DIGITAL ULTRA PROJECT]いよいよ終盤の「ウルトラマンレオ」。第48話から51話までの4つのエピソードは、いずれも第2期ウルトラ・シリーズの終わりを締めくくるに相応しい秀作揃いだ。 最終回にあたる51話「さようならレオ!太陽への出発」では、最強の円盤生物ブラックエンドとレオが対決する一方、悪の権化ブラック指令が、トオル、あゆみたち子どもたちの手で水晶玉を奪われて溶解してしまう。ここで活躍するトオル少年こそが、ゲンと並ぶ「ウルトラマンレオ」の真の主役たる人物だ。父親や妹を失ったことで生じるトラウマを、トオルはゲンの指導で克服する。ダンからゲンへ受け継がれた「強さ」は、ゲンからトオルへ継承されている。加えて、円盤生物シリーズからレギュラーとなった美山家の母・咲子は、演じる春川ますみが体現するように、まさしく“母性”の象徴。ダンが厳格な父親ならば、咲子は優しい母親なのである。ダンからゲンへ、そしてゲンからトオルに受け継がれた「強さ」、そして「私たちが知っているおおとりさんは宇宙人じゃない。赤い血が流れている人間よ」と言いきる美山家の人々の「優しさ」。両方を兼ね備えた人々にとって、もはやウルトラマンは必要ない。ゲンは獅子の瞳を外して旅に出る。そして、第二の故郷となった地球の美しさを、改めて味わうのだった。 ヒーローに憧れ、ヒーローから学んだ少年たちが、ヒーローを超えていく。第二期ウルトラ・シリーズは、かくして幕を閉じた。(斉藤守彦) 定価:¥ 3,990 価格:¥ 3,416 14% off 発売日:2006-11-22 |
