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仮面ライダーW(ダブル)

『風都探偵』第94話「異端児d 1/ときめ誘拐」新章!悪魔の棲むビーチに…!SPゲストは園咲琉兵衛・寺田農さん&本物のミック!

3月29日発売スピリッツ17号にて『風都探偵』新章開幕!第94話「異端児d 1/ときめ誘拐」が掲載されました。インタビューページには、園咲琉兵衛が降臨です!

『風都探偵』新章開幕!インタビューページには、園咲琉兵衛が降臨!

寺田農さんインタビューはカラー1ページ&モノクロ4ページ。読み応えがありました!
なんと!本物のミック「ブリちゃん」も登場!!! 琉兵衛とミックの久しぶりの共演も実現(^^)/

『仮面ライダーW』の話はもちろん、友達の実相寺昭雄監督や石橋蓮司さんのお話が登場したり。田﨑監督のことを「竜太」と呼ばれてたり(^^)『天空の城ラピュタ』のムスカの声の裏話やら、幅広いお話が、とても嬉しく楽しく微笑ましく読めました。

発売されたコミックス第10巻にも、インタビューが掲載されています。

『風都探偵』第94話「異端児d 1/ときめ誘拐」

いよいよ新章「異端児d」が開幕!

 
洞窟で目覚めたときめ。「全裸が嫌な場合はご使用ください」とのメッセージと一緒に置かれていた水着を着て外へ出ると、そこは海が広がっていた。

ビーチパラソルの下、スケッチブックに女性の絵を描くギョロ目の男!
そのオッサンが、風都タワーの周りを巡っていたときめに花束を渡し、意識が薄れ、ここへ連れてこられたことを思い出す。

 
オッサンは自称・世捨て人で芸術家。名前は出紋大騎(でもんだいき)。ときめがいる場所は、出紋のプライベートビーチ。
理想の女性に出会うと後先考えられなくなり、口説いても断られたら力ずくでここにご招待するのだと言う。

ときめの水着が合ってないのを確認すると
手にマジックで「・明日の夜は鳥肉 ・水着のサイズ」と書き、合う水着を探してこようと部屋へ。

ときめは荷物だけは確保でき、バッグからスタッグフォンを取り出すと周辺を撮影し、電波が届くところまで飛んで送信するようお願いする。

 
ときめの休暇終了寸前に定時連絡が突然途絶えてから2日が経過。
嫌な予感に襲われていた翔太郎たちに、画像とショートメッセージが緊急用の回線に届く。

メッセージ「さらわれた」「メモリ使い?」「場所が不明」と、画像の場所はフィリップの検索でも特定できない…。
裏風都からは電波は届かないはずだから、裏風都ではない。?

 
突然「その通り」という声が聞こえ。鳴海探偵事務所のソファに万灯雪侍座っていた!!
「誘拐されたときめを救出して欲しい。その…悪魔の棲むビーチから、ね。」

 
スタッグフォンに画像とショートメッセージを依頼後、逃亡のため泳ぎ出すと、海に引きずり込まれた ときめ…!
気が付くと、再びあの洞窟の水中で目を覚ました。

洞窟の入り口に立つ出紋の手に書いていた「・水着のサイズ」という文字が消え、ごきめは水着のサイズが合ってる!!

察した通り、出紋大騎はドーパント
「抵抗は自由だが、無駄だよ。」「諦めて監禁生活を楽しむといい。ときめクン!」

 
裏風都の支配すら届かない場所に閉じ込められたときめの運命は!?
ときめ救出のため、翔太郎たちは依頼人・万灯雪侍と手を組む感じに進むのでしょうかね?

スピリッツ次号予告ページには『風都探偵』は載っていません。
次回の掲載を楽しみに待ちたいです。

Comment

  1. SICファン より:

    今号(18号)の次号予告にも『風都探偵』はなし。目次ページの小さい字によると20号から再開とのことです。
    アニメってどのエピソードを対象にするのでしょうね。全話ってこともないでしょうし。完結編を連載と同時期にやるのでしょうか?

  2. SICファン より:

    スピリッツ20号より。
    ■第95話『異端児d 2 / 失われたビーチ』
    鳴海探偵事務所。ソファに座りコーヒーを飲む万灯雪侍。その真正面に座るのは翔太郎。その背後にフィリップと照井が立つ。亜樹子はその後ろに隠れるように。豆は最高品質なのに味がよくないとコーヒーを評する万灯、「ほっとけ。ウチの事務所のご愛嬌だ。」と翔太郎。ときめをさらったのが万灯ではないことを問い詰める翔太郎、逆に「愛しているのかい。彼女を?」と問い返す万灯。興奮して怒鳴り返す翔太郎を制する照井は、屋根の上の五条一葉と千葉秀夫の存在を感じ取っており、衝突する際は全面戦闘となる覚悟がいることを伝える。屋根の上の一葉は照井の口から自分の名前が出たことを聞いて喜びのあまり「録音したいぃぃっ!」と騒ぎ、秀夫に「シッ」とされる。
    万灯は、そちらから手を出さない限り戦いにはならないと言う。自分は君たちを最大限に評価・警戒しており本来なら接触すらしたくないが、今回だけはかなり困っている、と語る万灯は、犯人はわかっていて裏風都の造反者であり、その能力により隠れ場所がわからないと明かす。照井の、やはり彼女を誘拐したのはドーパントかという問いに、それを肯定した万灯は、かなり悪質な奴だ、この私が言うんだから相当だろう?と返す。その言いように怒りを感じる翔太郎。フィリップが語り始める、万灯がときめを特別視していることは知っており、彼女の価値はわからないが裏風都の大事な「切り札」であることは間違いないなずだ、と。万灯は、ときめを裏風都の「切り札」と看破したフィリップに、素直に感心する。裏風都にとってのときめの価値を知る危険なドーパントにときめを奪われ、そのことによる裏風都の危険が仮面ライダー達の存在が及ぼす危険を上回るからこそ、万灯は鳴海探偵事務所に依頼者としてやって来た、とこの事件の構図を言い当てるフィリップ。それを肯定する万灯は改めて、今回だけはお互いの大事な人間のために力を貸してもらえないか、と依頼の言葉を口にする。それに続く「無論、報酬も用意する」との万灯の言葉に、怒りのあまりテーブルを殴り立ち上がる翔太郎。
    「おまえが……おまえらが!今までどれだけこの街の人間の命を無慈悲に奪ってきたのか、覚えてねえのか? 俺は絶対に忘れねえぞ、万灯!」と翔太郎。その肩に手を置き「それは違うよ、翔太郎……」とフィリップ、「そうだな…『俺たちは』と…複数形であるべきだ」と照井、フィリップの背後に隠れている亜樹子もうなずく。万灯に処分されたトラッシュ・ドーパント:ビリー佛田を思い出しながらフィリップが翔太郎の発言を訂正する、「ぼくたちは、絶対に忘れない!」。
    四人の揺るぎない意志を感じた万灯は「…そうか。判った。目標は同じだが、別行動になるな。」と言うと立ち上がり、テーブルの上に紙封筒を置く。オーロラメモリをドライバーに挿して変身した万灯は「共に頑張ろう。愛する者のために。」と翔太郎に言い残すと閃光とともに姿を消す。同時に屋根の上の二人の気配も消える。今になって腰を抜かす亜樹子。フィリップは万灯が残した紙封筒の中の資料に目に通す。そこには犯人とそのガイアメモリの正体が書かれていた。その内容に、フィリップは万灯は共闘を持ちかけてきた理由を納得する。
    海辺の岩の上に座るビキニ水着のときめ。出紋大騎(でもんだいき)はテーブルの上に置いた山のような鶏もも肉を一本ずつかじりながら、相変わらず絵を描いていた。だるさを感じるときめだが、出紋に何をされているかはわからない。携帯電話で何かをしていたことを指摘する出紋、仲間に画像を送ったことを告白するときめ。出紋は画像の送信先を「仮面ライダー」だと言い当てる。「魔女」と呼ばれていたときめの魅力はダントツだと言って近づいてきた出紋を海へと蹴り飛ばし逃げ出したときめだったが、空の明るさが一向に変わらないことに気付く。その時片足がゼリーのようなモノに包まれる。その先には怪人の姿。その怪人は頭から胸にかけて巨大な透明のクラゲのようなものをかぶっており、そこから伸びた触手がときめの足を捕らえたのだった。クラゲをかぶっていることを除くとシンプルなデザインのその怪人の口元は、ダイビング用の酸素マスクのような形となっているが、口は鋭くとがった円錐形の針となっている。それは「Deep」のメモリを首筋のコネクターに挿した出紋が変身した姿だった。ときめを自分の頭部のクラゲの中に完全に引き込んだディープ・ドーパントは、そのまま高くジャンプすると、水中に跳び込んだかのように空の中に入った。しばらく暗闇の中を進んだ後、クラゲに包まれたまま真っ暗などこかにボコンと現れたときめ。両足の間にポゴッと顔を出したドーパントに後ろを見るにように言われたときめが目にしたものは、突進してくる回送電車だった。運転手もレール上の水着のときめを発見し蒼白となるが何もできず通り過ぎる。ときめは電車との接触前に、クラゲごとレールの下に沈み込んでいた。ときめを頭部にかぶったクラゲの中に捕らえたまま、空から落ちてくるディープ・ドーパント。ディープは今のは地下鉄だと語る。自分は土中やコンクリート中を泳ぐことができ、このビーチはその能力を応用して風都地下55mに作った空間であることを明かすディープは、ここは自分の力無しには絶対に出ることのできない完全無欠の監獄だと、笑う。クラゲの中で分泌される何らかの作用で再度眠らされるときめは薄れゆく意識の中で翔太郎の名を呼ぶ。
    鳴海探偵事務所の翔太郎は、出紋大騎とディープメモリの写真を見つめながら、その能力に絶望を感じていた。
    ■次号予告ページにまたも『風都探偵』の文字は無し。