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仮面ライダーW(ダブル)

『風都探偵』第96話「異端児d 3/地に潜む奇人」ディープ・ドーパントの素性が判明!翔太郎とフィリップ ときめ救出へ着々と…!

5月17日発売スピリッツ24号にて『風都探偵』第96話「異端児d 3/地に潜む奇人」が掲載されました。

『風都探偵』第96話「異端児d 3/地に潜む奇人」

 
万灯雪侍の置き土産に記された「出紋大樹」の素性は

●財団Xの支配下にあるカイ・コーポレーションの古株の社員
●人柄だけが取り柄で待遇に恵まれておらず、重い持病を抱え健康面で不安あり
●美女を描くことが唯一の趣味

でしたが

●若きCEOとして着任した万灯雪侍は、出紋の心の闇に気付き秘書に選び、ガイアメモリの世界へと導く
●裏風都が生まれ、万灯がこの世界から消えても、影から支え続けた

 
しかし

ある日、ふと試した「ディープ・メモリ」が、出紋に劇的な変革をもたらす!!

肉体を治癒し、あらゆる無機物を潜水するようにすり抜ける能力を身に着けた出紋は、
豹変したかのように万灯たちに反旗を翻した!!

 
ときめは、出紋に対する怒りがだんだん沸いてこなくなってきている。「何とかしなきゃ」と部屋の引き出しの中を漁る。

 
翔太郎は、「ときめの足取りが最後に掴めた場所」を目撃情報から探し出す。仲間たちが捜査に協力してくれている!

出紋によく似た男が、ときめに話しかけているのを見た人物がいた場所は、ときめが地中に引き込まれた確率が高いと推測。フィリップもその範囲内の地底で間違いないだろうと。

 
フィリップは、地底突入手段を作っていた。アクセルも含めた現状装備の強化で対応する。

もうひとつは、針の穴ほどの成功確率の発明だが、実現すれば確実に出紋の隠れ家に到達できるもの。

さらにフィリップは、
出紋のアジトは確実に風都内にあると推測。なぜならそこは裏風都は手出しできないから。
裏風都には、深い地底が存在しないとも推測。従って、万灯たちは出紋のアジトを襲撃不可能。

 
捜査に協力していたウォッチャマンから翔太郎に連絡が入る。
鈴鳴坂のグルメシティの屋上のオープンカフェで、出紋が万灯と会ってる!!!

睨み合う巨悪!!

 
翔太郎たちにとってはまたとないチャンスかもしれませんね。
裏風都も絡んできて面白くなってきました!!
フィリップの発明も超楽しみです!!

次回、急展開!!

スピリッツ次号予告ページにも載ってます!!
表紙・巻頭グラビアは奥山かずささん(^^)

Comment

  1. SICファン より:

    スピリッツ25号より。
    ■第97話『異端児d 4 / 怪物対決』
    晴れた午後、鈴鳴坂のグルメシティの屋上のオープンカフェ、円形テーブルを挟んで向かい合う万灯雪侍と出紋大樹。「んムフフフ、まさか本当に会いに来てくれるとは思わなかったなあ」と出紋、「私の台詞だよ、出紋さん。そっちから顔を出すとは夢にも思わなかった」と万灯。さらに減らず口を続ける出紋。
    ウォッチャマンがその様子を見張ってはいるが会話の内容は聞き取れない。
    出紋は、自分はときめの価値を知っている、ときめが万灯の側にいる頃からずっと恋焦がれていたから、自分の最高の相方として手にいれたのだ、と動機と意図を語る。地底に自分が潜んでいる限り、万灯や裏風都のドーパントには手を出す術はない、と続ける出紋、それを否定できない万灯。
    「……まさかだよね。あの真摯で寡黙だったあなたが…こんな横暴な暴君の如き男になろうとは……」と万灯。「君の様な才能も健康も兼ね備えた人間にはわからんよ、万灯クン。老いや病がどれほど人間の生気を枯らすものか…!」と答え、「ってね!」と舌を出す出紋。そして出紋は、すぐ忘れるから書いといた、と言って、自分の左手の甲を万灯に見せ、「これが、あなたへの要求だ」とニタ~ッと笑う。そこには
    ・一生、ボクの邪魔をするな
    ・ときめはボクのもの
    と書かれていた。
    静かに立ち上がる万灯。「おや?怒った?」と声をかける出紋に対し、万灯は「これはね、『怒り』ではなく『後悔』だよ出紋さん。こんな異常な怪物を生み出してしまった過去の自分の行動への……!」と答えるとオーロラメモリを起動する。「『異常な怪物』! いいね! 褒められると興奮する!」とやはり立ち上がってディープメモリを起動する出紋。「嘘でしょ!こんなトコでえ!?」と思わず叫んでしまうウォッチャマン。二人は変身する。対峙するディープ・ドーパントと空中に浮かぶオーロラ・ドーパント。カフェの客や従業員から悲鳴があがる。オーロラが右手から光線を放つ。前方に走ってそれを避けたディープは、背負っているクラゲ状の部分から二本の触手を伸ばして空中のオーロラを攻撃する。ドンと大きな音がする。
    Wがハードボイルダーで現着する。道路に着地するオーロラ。オープンカフェがあったビルの一角が球形に大きく消滅していた。「仮面ライダーあ!たちけて!」と駆け寄って来るウォッチャマン。オーロラがWの存在に気付く。ウォッチャマンに避難を促すW。オーロラはWに対し、出紋はもう変身してしまったからもう君らにできる事はない、こちらに来るな、と声をかける。オープンカフェがあったビルの側面の一か所が、ガラスと枠ごと瘤のように膨らむ。Wとオーロラが注目した時、ビルの側面からドプッと飛び出したディープが触手で二人を襲う。それを跳躍してかわしたWとオーロラだったが、空振りし道路に当たった触手が反射したかのように道路の中から空中のWとオーロラを攻撃し、Wの左肩とオーロラの右肩をかすめる。ビルの側面のディープに向けて右手から光線を放つオーロラ。ディープはビルの側面に潜るように消える。オーロラは光線を、ビルに命中した場所からそのまま地上まで縦に下ろしていく。ビルの側面が大きく縦に抉れて消滅するが、ディープにはかわされている。ディープの触手を受けたWの左肩のプロテクターが抉れて消滅していた。オーロラによると、無機物に潜ることのできる身体の表面を超高速で動かすことによってどんなものでも削り取ってしまうのだという。フィリップは、ウォーターカッターのような原理で、隠れ家のある地中の空間もその能力で作ったのだろう、と理解する。派手な破壊は極力避けたいが周囲の無機物を減らさないと攻撃を防げないと、オーロラ。「なんだい、万灯クン。あんなに用心していた仮面ライダーと共闘するのかい? そこまでボクが怖いのォ?」と、路上に横転しているトラックの、上を向いている運転席の側面から顔だけ出してオーロラを挑発するディープ。オーロラがトラックに向けて光線を放つ。ディープは、今度は道路から顔をのぞかせて「やっぱ怒ってるじゃないか」と言い放つと、「今日はもうお家に帰るとするかな!」と言い残してドプンと姿を消す。「ああなるともう追えない」とオーロラ。「今ならわかるだろう? 君たちにまで頼ろうと考えた私の気持ちが」とWに言い残し、「……あんな異常者に…ときめを……!」と呟きながら、オーロラは空中から裏風都へと姿を消す。後に残されたのは、屋上の一角と側面が大きく抉れたように消滅したビル。悔しさに拳を握りしめるWのジョーカーの左手。鳴海探偵事務所の地下で目覚めたフィリップは、オーロラに言われた「君たちにできる事はない」という言葉に反発する。「舐めるなよ、万灯雪侍……!」
    ときめはディープのビーチの果てを探っていた。海も砂浜も絵が描かれた壁で行き止まりになっていた。自分の閉じ込められている場所が直径300mほどの閉鎖空間であることを突き止めたときめは、正気が保てているうちに連絡方法を探そうとしていた。その時、打ち捨てられ埋まっているスタッグフォンを見つける。掘り起こしたものの、スタッグフォンは折り畳まれたまま開けないように粘着剤のようなモノで接着されており使用できなかった。そしてスタッグフォンの埋まっていた場所のそばに三本のガイアメモリを発見したときめは、そのメモリを持って急いで家へと戻った。そのメモリはAppleとBeeとFish、出紋が残していた女性の肖像画の隅にもAppleかBeeかFishと書かれていた。ときめがその意味を理解した時、出紋が現れた。驚いてメモリを床に落とすときめ。出紋は改めてときめに打ち明ける。ときめの前にいた女の子たちも皆ドーパント、そして皆失敗作だったから殺しちゃたんだ、と。
    ■次号予告ページに『風都探偵』の文字あり。