(10月15日追記)
10/17発売「新 仮面ライダーSPIRITS(42)」通常版の表紙が公開されました!
(10月7日追記)
10/17発売「新 仮面ライダーSPIRITS(42)」特装版の表紙が公開!
10/6発売「月刊少年マガジン 2025年11月号」の表紙も「新 仮面ライダーSPIRITS」です!
(8月8日追記)
「新 仮面ライダーSPIRITS(42)」特装版が予約開始です!
(8月7日追記)
「新 仮面ライダーSPIRITS(42)」が10月17日発売!予約開始です!
「新 仮面ライダーSPIRITS(42)」が10月17日発売
ZX編、遂に完結へーー!
覚醒したZXを含む10人ライダーが大首領との最後の決戦に挑むーー!
オールカラー小冊子つきの特装版を第42巻でも発売します。
仮面ライダー1号と再生ショッカーとの戦いを全5話に再構成して村枝プロ監修のもとフルカラー化、第4話として、仮面ライダー1号と、因縁の敵・地獄大使との激闘を鮮やかなカラーライズド・バージョンでお届けします!
2025年10月17日発売
価格:792円(税込)
特装版価格:1,188円(税込)


「月刊少年マガジン 2025年11月号」に新仮面ライダーspiritsロンリーライダー編 第一話が掲載
10/6発売「月刊少年マガジン 2025年11月号」に、新仮面ライダーspiritsロンリーライダー編 第一話が掲載!
ラストシリーズのお祝いに月マガ初のメイン表紙です!
明日発売の月マガは
新仮面ライダーspiritsロンリーライダー編 第一話が掲載されます
しかも!表紙!
連載開始時には「ライダーはイメージが強すぎるので表紙には使いづらくて、、、」と言われてたが
ラストシリーズのお祝いに月マガ初のメイン表紙いただきました
感謝! pic.twitter.com/RBxdvtcvY3— 村枝賢一 (@K1muraeda) October 4, 2025
表紙おめでとうございます^^

(8月6日記事公開)
『新 仮面ライダーSPIRITS』が月刊マガジン9月号にて最終回
6月17日発売「新 仮面ライダーSPIRITS(41)」巻末にて、
との告知があり、いよいよこの日が来るのか… と思っていましたが
月刊マガジン9月号にて
『新 仮面ライダーSPIRITS』が最終回を迎えたとのこと。
そろそろ発売
月刊マガジン9月号
新仮面ライダーSPIRITS
最終回
四半世紀も描かせてもらってきたので
夏の空を見上げてもその実は無く、、、
お別れは次の企画と共にジワジワ楽しんで頂きたい pic.twitter.com/otCAXrBxsX— 村枝賢一 (@K1muraeda) August 5, 2025
長きにわたる連載お疲れさまです!!
そして、ありがとうございます!!!
お別れは次の企画と共にジワジワ。とのことなので、エピローグ編(?)を楽しみにしつつ
単行本「新 仮面ライダーSPIRITS(42)」を待ちたいと思います。
↓ SICファンさんコメントにて詳細頂いています。いつもありがとうございます!











Comment
月マガ最新号より『新仮面ライダーSPIRITS』についての続報です。終わる終わる詐欺というか、実質的な最終章が次号より連載開始です。個人的には大歓迎! 三影との決着がついていない時点で簡単に終わるとは思えませんでしたし。
大首領消滅により変身不能となった9人のその後を(1人1話ずつ?)追ってZXで締めくくるみたいです。最終42巻はZX編(DRAGON ROAD編?)の完結のようです。
今号には、思い出の月マガ連載作品に関する自伝的な読切漫画と、すがやみつる氏との対談が掲載。
▶連載予告ページより
大首領JUDOとの戦いのその後の10人ライダーを描く
新仮面ライダーSPIRITS ロンリー仮面ライダー編
10/6(月)発売 月刊少年マガジン11月号より連載開始!!
▶次号予告ページより
はじまりはいつも、戦いと共に。
表紙カラー
新仮面ライダーSPIRITS ロンリー仮面ライダー編
四半世紀に渡り、愛され続けた『新仮面ライダーSPIRITS』のその後のライダー達の物語、始動!!
ライダー達の物語は、まだ終わっていない──
ここに書くのもアレですけど、ついでなので。週明け発売の週刊プレイボーイ、恒例の仮面ライダーヒロイン特集です。表紙&巻頭&DVDは宮部のぞみさんです。
月マガ11月号『新仮面ライダーSPIRITS ロンリー仮面ライダー編』連載開始。あらすじのみを簡単にご紹介。
■『新仮面ライダーSPIRITS』初めての雑誌表紙に。十字手裏剣を投擲するZX、その後ろには1号。
■第1話 村雨良
三影/再生タイガーロイドと決着。時空魔法陣の生成や竜の召喚はできないものの、村雨は人間であることを捨て神となる覚悟を決めていた。
先代JUDOを倒しJUDOと成り代わっていたスサノオについて、その時に守ろうとした存在について忘れ去ったのではないか、そして人類はいずれ新しい大首領ZXに戦いを挑むだろうと、三影。
ジェネラルシャドウは1枚のトランプのジョーカーのカードに意識を宿し、神と人間との戦いの決着を見届けようとしている。
その後の様子が描かれるのは、ルミや浮浪者集団と共に海堂邸に引き取られ反抗しながらもリハビリをさせらせるジュクのヒデ。
■42巻
通常版表紙:ヘルダイバーでジャンプするZX。
特装版表紙:旧1号と旧1号時の怪人。
月マガ12月号『新仮面ライダーSPIRITS ロンリー仮面ライダー編』の内容をご紹介。本編第1話のNYの蝙蝠怪人以来の村枝オリジナル怪人も登場。組織からはぐれた怪物はまだまだ闇に潜んでおり、仮面ライダーという生き方を選んだ者には永遠に安息は訪れないのか!? そこはかとショッカー以前の組織の存在も感じられます。
話変わりますが、次号F王の特集は「ライダーグッズコレクション 仮面ライダーガヴ」です。(定期購読誌絞り込みましたが、F王、U船は買っています)
■本郷猛 連載第2話
ロッキー山脈・マウントロブソン。登頂を試みようとする滝、ゴードン、村雨。ゴードンの左肩から先は完全な人工腕で、右目も開きっぱなしの電子的な義眼である。登山はゴードンのリハビリの一環だという。左腕をドリルのように回転させながら自分にリハビリは不要だとゴネるゴードンに絡まれ、自分も能力は使わず人間のように登頂すると寂しげに返す村雨。変身不能となった村雨の仲間のポンコツどもは何処で何をしてるんだ、とゴードンの矛先が9人ライダーへと向かう。山頂を見上げながら「そうだな……」とつぶやく村雨。
オーストリア・ウィーン。カール・ロートリンゲンの墓参りをする緑川ルリ子は、墓に新しい花が供えられていることに気付く。
とある古城。観光客がガイドに案内されている。17Cのペストによる死者2千人の骸骨が積み重なる不気味な地下密室もあり、観光客の恐怖を誘う。
古城で解説を行なっていた初老の男は帰路で、ひとりサッカー遊びをする息子アーロンと出会う。そこに本郷猛が現れる。本郷はその初老の男:ハンス・シュミットに会いに来たのだった。
ハンスの自宅で、以前から本郷とも顔見知りの息子アーロンも交えてテーブルを囲む三人。本郷は本題であるハンスの近況を尋ねる。バダン〜大首領の活動の影響なのか、ハンスは自宅で暴走し壊滅的に破壊してしまった部屋を妻に目撃されてしまったと語る。
ハンスは嘗て、祖国再建のために超技術を求めてショッカーに参加し、自ら改造人間に志願していた。祖国再建を実行するため、カール博士の頭脳を利用しようとしてショッカーを裏切りカール博士を誘拐して逃亡したが、当時の仮面ライダー1号に阻まれカール博士を奪還されていた。ハンスは死神博士に従来型のショッカー怪人の方式で改造された「飛蝗男(バッタオトコ)」だった。バッタの能力を持つ改造人間としてショッカーが正式採用したのはプロフェッサーミドリカワの方式・計画でありコンペ?に敗れた死神博士の飛蝗男はいずれ廃棄される予定にあった。本郷に敗れ死神博士からも見捨てられたハンスは、いっそのこと殺してくれと願うが、本郷は殺さずに自分の監視下に置くことを選択する。その後ハンスから本郷に連絡があり、ハンスの恋人がハンスの改造前に身籠っていたことを知らされる。ハンスは全ての過去を消して家族と生きることとなる。
翌日アーロンと遊んであげる本郷。アーロンと別れた本郷。アーロンが帰宅すると、家はもぬけの殻だった。
夜道を歩く本郷は、自分をつけてくるハンスの存在に気付く。ハンスは、これまでの本郷の査察の際には前日から感じていた殺気を今回は一切感じなかったことから、本郷が変身能力を失っていることに気づいていた。本郷を殺害しようと飛蝗男に変身するハンス。「やめろハンス、その力は捨てたはずだ」と本郷。「捨てる?何を? ハンス・シュミットという人間のふりを…か? この街の何処かにも俺のような怪物が人間に紛れて暮している、その獣性を隠しながらな。お前もその一人だったんだろう、本郷猛。だが…今夜のお前は狩られる側のようだな」と、虫のような細かく激しい動きの後に本郷に向かって夜空高く跳躍する飛蝗男。
その飛蝗男の側面に空中で激突する無人の新サイクロン号。窓を破壊し建物の中へ叩きつけられ血反吐を吐いた飛蝗男は逃亡を図る。大観覧車、建物の屋根と跳躍を続ける飛蝗男。
地上をサイクロンで追う本郷。本郷も思いかけず腹部に旧1号のタイフーンが出現し回転を始める。
真っ暗闇の中に目を瞑り横たわる本郷の意識、その遥か上方から光球の矢がまっすぐにタイフーンへと突き刺さる。眩く光を放ち始めるタイフーン。
サイクロンに跨がる本郷の姿が、旧1号→桜島1号→新1号と変化し、その複眼が明るく輝く。
月マガ2026年1月号より『新仮面ライダーSPIRITS ロンリー仮面ライダー編』の内容をご紹介。1号編完結&2号編開幕。TV版を正史としているだけでなく石ノ森漫画版もTV版と矛盾が生じない部分は正史としていることが判明。最終章に来てより脂が乗っている感があります。
[連載第3話]
■本郷猛
オーストリア・ウィーンの夜。二つのヘッドライトと二つの赤い複眼の光が走る。新1号が駆る新サイクロンが唸りをあげてスピードを上げる。
大観覧車の一つのゴンドラの上に立つ飛蝗男(バッタオトコ)/ハンス・シュミットは本郷が変身できたことに驚きうろたえ、逃走しようとただひたすらに建築物の屋根から屋根へと跳び移っていく。
ハンスは、嘗てカール博士を誘拐してショッカーを離脱した際、サイクロン号のせいで桜島1号に逃亡を阻まれカール博士を奪還されたことを思い出していた。本郷に感じる恐怖を心の中で噛みしめるハンス、「脚力ならともかく、あの戦闘能力とセンス、到底歯が立たない。何よりも恐ろしいのは本郷 猛の『覚悟』、ショッカーを根絶やしにするまで消える事のない『怒り』だ。俺はあいつを裏切った、もう二度と変身しないという約束を。このままでは殺される。なんとか…しなければ」。精神的に追い詰められるハンス。
1号は飛蝗男が広大な中央墓地の敷地内で停止したことに気付く、「死に場所を決めたようだな」。墓地の鉄柵をサイクロンジャンプで飛び越える ── 石ノ森漫画版のサイクロンジャンプシーンのようなストップモーション表現 ──。
真正面に立つ飛蝗男の姿を認めた1号はサイクロンを加速させる。自動操縦のサイクロンの体当たりによるダメージで血反吐を吐きながら、1号を待ち構える飛蝗男。サイクロンを引き付けると、地面に置いていた3m以上はありそうな巨大な十字架を、その杭先を仮面ライダーに向けて投げる。「ギ…ギギギギ… この感じ… これこそが本当の俺だ!!」、勝利を確信し消し難い殺戮&破壊衝動に酔いしれる飛蝗男。1号は全く慌てることなく、左手の親指でサイクロンのあるスイッチを入れると、シートを蹴って空中に姿を消す。
後方にパラシュートが開き急制動がかかるサイクロン。飛蝗男が投げた十字架は空を切りサイクロンのパラシュートに穴を開ける。1号を見失った飛蝗男が周囲を見回し自分の頭上にその姿を見出した時には、1号はライダーキックの最終モーションに入っていた。「ヒイイ…イ……」。
しかし1号のライダーキックがヒットする一瞬前に、背の翅を羽ばたいて飛来した小型の飛蝗男のキックが1号にヒットした。
死を免れ地面に落下する飛蝗男。小型飛蝗男がその傍らに着地する。1号も着地している。倒れたままの飛蝗男に対し「パパ、パパ……起きてよ!! しっかりして…」と必死に呼びかける小型飛蝗男。1号は、小型飛蝗男の正体が昼間に遊んでやっていたハンスの息子アーロンであり、アーロンがハンス改造手術後の子供でハンスは遺伝子レベルでも改造を受けていたことを悟った。
倒れたままの飛蝗男をかばうように1号の前に両手を広げて立ちはだかり、涙を流しながら「おねがい、パパを殺さないで」と言う小型飛蝗男。1号が攻撃しないのを見てとると飛蝗男を背負って教会の屋根の上に跳び上がる小型飛蝗男。小型飛蝗男は、そのまま一度振り返り仮面ライダーが追ってこないことを確認すると、飛蝗男を背負ったまま夜空へと消えていった。変身解除しその姿を見送る本郷。立ち尽くすその顔は今にも泣き出しそうな苦しそうな複雑な表情をしていた。
翌日、家を出ていた妻との待ち合わせ場所へ向かうハンス・シュミット。息子のアーロンは無邪気に嬉しそうにはしゃいでいる。再会する三人家族。
ショッカーの改造人間がどうしても破壊衝動を抑えられないこと、その呪いが次世代へと遺伝してしまっていることに絶望しているのであろうか、噴水の縁に背を預け俯いたままの本郷。「疲れてる? あなたともあろう者が」と突然声をかけられる。本郷の前に立っていたのは、カール博士の墓に新しい花が供えられていたことから本郷がウィーンにいることに気付き所在を探していたものと思われる緑川ルリ子だった。「お悩み事なら聞いてあげるわよ。ウインナーコーヒーでもおごって下さらない?」と右手を差し出すルリ子。珍しくその手をとる本郷。
■一文字隼人
日本のさびれた漁村にバイクを停めた一文字。
再びロッキー山脈・マウントロブソン。登頂中、休憩して食事をとる滝、ゴードン、村雨。本郷がファースト仮面ライダーであり、一文字はその刺客として改造されたということを滝から聞かされるゴードン。
内臓を半分失ったくせにと滝から食欲を皮肉られたゴードンは、胃はオリジナルのままだと言い返す。一方、村雨はゴードンにいじられても淡々としており、ゴードンも拍子抜けである。
「カタブツの本郷猛に対して一文字隼人の飄々とした感じは寝返りの出来る器用さにあるのかもな」とゴードン。それに対し滝が答える、「カタブツね……それもあるが、ああ見えて意外と天然な所もあるぜ、本郷は……。それによ一文字隼人、確かに奴は精神的に強いし持ち前の明るさがある。その明るさに本郷も救われて来たんだろうさ。けどよ……どうなんだろうな。俺にはあいつの飄々とした態度の向こうにもう一つの顔がチラつく気もするんだがね」
日本の漁村、水底(みなそこ)村。テトラポットの頂点の上に立って空飛ぶ一羽のカモメの写真を撮る一文字。
「旅のお方でしょうか?」と声をかけられる一文字。それはメイド服の二人、一人は老婆で花束を抱えており、もう一人は少女で左腕にバスケットを掛けている。東京の話が聞きたいから屋敷に寄ってくれと少女。ならば写真のチェックのために寄らせてもらうと一文字も二人に同行する。
道中、村の家並みを眺める一文字に少女メイドが話しかける、「いないでしょ。この村の人って全然出歩かないのよね。まるでゴーストタウン」。老婆が続ける、「昔は大きな工場があって賑わっていたのですが、工場の廃液が問題なりましてね、反対派のテロで大きな事故があったそうです」。「そりゃまた踏んだり蹴ったりだな」と答えた一文字に少女が小声で耳打ちする、「それだけじゃないのよ。その頃水底村で殺人事件があったんだって。しかも死んだの一人や二人じゃないって」。とぼけた顔で「へえ」と答える一文字。「どお?取材のネタになる?」と少女、「まあね」と一文字。
一文字の頭に浮かぶ記憶 ── 改造サイクロンを駆る自分(旧2号)の頭上を飛行するエイの大群。爆弾を背負ったサメの群れとの海中での戦闘 ──。ここは一文字の故郷だった。一文字はメイドたちの話の真実を振り返る。
── それは工場に模して建造されていたが、内部はショッカーの生物兵器実験のプラントだった。秘密を守るために村民はすべて洗脳を受け、自我を取り戻した者はすべて生贄のしきたりと称して処刑された。そして俺は… ──
仮面ライダー2号はプラント内に侵入、改造人間たちとの死闘の末にプラントは爆破されるに至り、自分はクジラの体内に身を潜めて脱出したのだった。
二人のメイドが働く間宮邸をすぐ下に見下ろせる場所に到着した三人。一つの窓の中に人影が見える。場所はわかったので、先に寄るところがあるから後で来ると言って、一旦二人と別れる一文字に、メイド少女がリリィ、老婆がヤエコと名乗り、一文字も名を聞かれる。
父母の墓に線香を供え手を合わせる一文字。その背後でギチギチギチという怪音が聞こえる。「ギエン ギエン ギエン」。一文字が立ち上がり振り向くと、そこには両手のハサミを振りかぶったカニ男(先の一文字の回想にもあった石ノ森漫画版「海魔の里」編に登場していたモノと同一デザイン)が立っていた。